以降の内容は、本編のネタバレが
各項目に含まれます。
本作はフィクションですが、本項には
現実の情報も一部において混在しています。
(日本での扱いなどが含まれます。)
〈はしがき〉も併せてご確認ください。
銀毛に眠る(紹介ページ)
https://shimonomori.art.blog/2020/05/01/ginmou/
小説家になろう(第04話掲載ページ)
https://ncode.syosetu.com/n8868ge/4/
ハーメルン(第04話掲載ページ)
https://syosetu.org/novel/222538/4.html
ノベルアップ+(第04話掲載ページ)
https://novelup.plus/story/338854001/494932651
本項及びリンク先の掲載は
予告なく中止・削除されます。
予めご理解ください。
――――――――――――――――――――
【ヨエル】
ヨエル・ケシン。〈ナルキア族〉。
〈島〉の南側、〈禁域〉近くの森林の小屋に住む。
〈ナルキアの村〉の出身。小柄で短髪の14歳。
冬を前に〈山刀〉を使い自分で髪を切った為に、
束になった長さで変にバラつきがある。
【蛇(へび)】
〈聖教国ソーン〉にある〈アラズ〉の伝承。
〈ソーン〉は罪深き蛇から、
人へと変わるとする〈トカゲ〉を国章にしている。
蛇を国章にしているのは〈エンカー公国〉。
第10話〈開祖〉を参照。
【聖教国ソーン(せいきょうこく―)】
〈アラズ〉の神々を信仰する
〈大陸〉北西側の国。聖教国やソーンとも略す。
〈ソーンの民〉が多く住む〈島〉の南側西部、
〈ケーロ国〉を擁立している。
【ヤーテ国(―こく)】
〈島〉南側、東部。ヤーテとも略す。
大陸の〈クレワ帝国〉に擁立される国。
〈クレワの民〉を初め、〈エンカー族〉、
〈ナルキア族〉などが混じって住んでいる。
ヤーテ人、ヤーテの民とは呼ばない。
島南側の西部〈ケーロ国〉とは常に対立している。
【島(しま)】
円形の巨大な島。〈大陸〉の北東側に位置する。
時代や国家によって呼び名は異なるが、
島の人間には『島』としか呼ばれない。
島の南北は高い崖と海で分断されている。
中央には大きな〈煤吹山〉と、
その麓に〈禁域〉が存在する。
南側には西部に〈ケーロ国〉、
東部には敵対する〈ヤーテ国〉、
南部には中立都市の〈南部港キアン〉がある。
〈ヨエル〉が安易に提案した島縦断の陸運だが、
海運に比べ非常にコストが掛かる。
破損防止や鮮度を保つ方法などは、
日々色々と研究されている。
【大陸(たいりく)】
〈島〉の南から西へ長く広がる。
〈島〉と同じく名称は統一されない。
北西側を〈聖教国ソーン〉、
南東側を〈クレワ帝国〉、
中央を〈エンカー公国〉と呼ぶ。
【煤吹山(すすふきやま)】
〈島〉の中央にある大きな山。
山頂は雪が覆っており白いが、
煤を吐き島の生物全てを死に至らしめた
という伝承がある。
【大陸聖教(たいりくせいきょう)】
〈島〉から見た〈アラズ〉の組織・集団の呼称。
ソーン教、アラズ教などとは呼ばない。
ひとまとめに聖教と省略する場合もある。
島においては教派によって名称が異なり、
代表的に、古くからある〈新生聖教〉と
新たにできた〈正統聖教〉の2派に別れる。
【新生聖教〈せいきょう〉】
〈アラズ〉を教え広める信徒によって
〈島〉に作られた組織、または集団の名称。
〈島〉で独自の発展を遂げた為に、
この様に差別化されるようになった。
〈中央〉には保養所を持ち、
病人を引き取り〈治療〉している。
第09話〈正統聖教〉を参照。
【聖人ラッガ(聖人―)】
〈島〉の発見者として崇められる人物。
〈大陸〉の人間であり、所有者から許可を得て、
〈南側〉を開拓したとされる。
〈西部〉と〈東部〉では呼び名が異なる。
彼の死後、島の権利を主張した息子が対立し、
数百年経った現在においても
国と土地を分かち戦争を続けている。
【南部港キアン(なんぶこう―)】
〈島〉の南端。キアンとも。
島内で対立を続ける〈ケーロ〉と〈ヤーテ〉の
どちらにも属さない中立都市。
〈エンカー公国〉や〈ナルキア連邦〉の支援を
受けているが、街の中では〈ケーロ〉派と
〈ヤーテ〉派などの対立は常に起きている。
島の内外から人の流入出が多く、
スリや殺人などが横行し、治安は著しく悪い。
島の下水路とも呼ばれるほどに嫌われている。
【キアン】
〈南部港キアン〉の略称。
東側、〈クレワの民〉はクァンと呼ぶ。
キアン、クァンの住民も東西で呼び方が違う。
〈島〉と〈大陸〉の中心地であると主張し、
『中央港』と呼んだりもする者も多い。
あまりにも特殊な土地なので、
ここの出身者は出自を明確にしない。
時代が混沌としている為に、
誰も基準を定めたりしない自由さがある。
尚、彼らを下水呼ばわりすると決闘沙汰になる。
【中央〈ちゅうおう〉】
〈ケーロ国〉の首都〈カーオ〉の呼称。
〈キルス〉が学士として働いていた街。
〈島〉だけではなく〈大陸〉からも
様々な品物や人が集まる。
第05話〈カーオ〉を参照。
【アリ〈蟻〉】
陸地のどこにでも棲む小型の昆虫。
発達した顎や腹部に刺針を持ち、
種によっては毒を持つものも居る。
食性は主に肉食で自分の体よりも
大きな食べ物も巣穴まで運ぶ。
幼いヨエルは遠くの沖の船を見て、
小さい体で大きな昆虫を運ぶ姿を想像した。
船は牛で運んでいるわけではなく帆船。
【アークス】
アークス・フィン。
〈キルス〉の年の離れた弟。
幼き頃の〈ハンヌ〉に良く似ており、
根は臆病だがやんちゃの盛り。
【トカゲ】
ヤモリ、イグアナなどを含む
〈大陸〉での爬虫類の総称。
〈聖教国ソーン〉の国章。
〈蛇〉から人へと変わる前の姿として、
親しまれ、または飼われている。
(屋内の他の虫を食べてくれる為。)
指ほどの大きさの小トカゲから、
人の腕ほどのサイズの中トカゲ、
大トカゲに至っては頭胴長は
大人よりも大きいものが飼われる。
大トカゲは鳥を丸ごと食べるが、
その後は消化に数日掛けるので
食費はそれほど掛からない。
難しい性格や飼育環境の構築で
資産の象徴となっている。
――――――――――――――――――――
次回更新は5月29日(金)18時頃予定
(毎週金曜日更新 各一話掲載予定)
誤字脱字の報告は
下記URLのリンク先より行えます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9DCqg_KxJpyKFLmgX63PIQ1S7HWyrF2ZRNgFzf90ehhelUg/viewform
――――――――――――――――――――
『iFrame Girl』(アイ・フレームガール)が、
Amazon Kindle にて発売を開始しました。
女子高生・ロボット・バトル?
おまけにSFの長編(単巻完結)。
書き下ろし【用語雑感】付き。
500円(税込み)。
下記URLのリンクから購入できます。
https://amazon.co.jp/dp/B087N9X4CF/
Kindle Unlimited 会員は無料では読み放題。
『iFrame Girl』(アイ・フレームガール)の
詳細は下記URLのリンクよりご確認ください。
https://shimonomori.art.blog/2020/02/01/iframe-girl/
